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マイジェネレーションでは誰でも好きな「銀河鉄道999」!発表されたのは1977年。大人を目前にしたマイジェネレーションは、幻想的なシチュエーションや絵には魅力を感じつつもそれ自体には「宇宙戦艦ヤマト」(1974年)ほどもう純粋に夢中にはなれず、でも謎の美女メーテルの憂いのある表情と身体の線に、なんとも言えないセクシャルさを感じ引き込まれた男子は多かったと思います。また、その前の1971(昭和46)年の「男おいどん」の4畳半一間のさえない侘しい男の生活を描いた作品がありましたが「サルマタケ」というキノコが押入に生えてましたね。その主人公のさえない青年の「おいどん」(名前何か付いていましたっけね?)が「鉄郎」の原型で「松本零士ってこんな漫画も描いていたんだ」と遡って知ったパターンも多かったですね。さて、この「聖凡人伝」は知っていましたか?私はこのコミックスを見つけるまでは知りませんでした。1971(昭和46)年の作品なのですが、男おいどんの世界と大勢のメーテルとの世界との融合!そして「銀河鉄道999」では服を着ていてもあんなにドキドキ感を感じさせてくれたメーテルがみんな服を脱いじゃうんです!その中で主人公の青年と聖メーテル達の中で、おおらかな性と生と死が繰り広げられます。「聖凡人伝」の『聖』という中に『性』とそして『生』(と対逆かつ裏腹な『死』)も表現された作品です。