商品の詳細
東洋哲学研究所の叢書<東哲叢書>の仏典現代語訳シリーズⅠとして『現代語訳 法華玄義』が完成した。『法華玄義』(『妙法蓮華経玄義』)全十巻は、天台大師智顗の講説を、弟子の章安大師灌頂が整理し書物とし、師匠の偉業を後世に伝えたものである。天台三大部(『法華玄義」『法華文句』『摩訶止観』)の一つとして、『法華経』の注釈書のなかで、古来もっとも多く読み継がれてきたものである。本書は、研究所の叢書の第1冊目として『法華玄義』を現代語訳化したものである。
『妙法蓮華経』の意味とは何か、『法華経』の諸法実相とは何か、教主釈尊の修行の因と仏としての果とは何か、衆生を救済する断疑生信の力用とは何か、釈尊一代の説法教化とは何かなど、『妙法蓮華経』の名・体・宗・用・教の五重玄義を明らかにした『法華玄義』の完訳で、解説と索引を付している。
リサイクル材を使用して発送させていただきます。