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新田邦光 『 教道大意 』全6冊です。いずれも 和本 原題箋。東京 修成講社蔵板。一と二が明治7年7月刊、三と四が明治7年3月刊、五と六が明治8年3月刊。神道修成派の開祖 新田邦光教祖の主著です。同派の教義や人としての心得について口述した内容を、門人らが筆記したものです。2冊ずつ刊行しています。 新田邦光は文政12年(1829) 阿波国 美馬郡 拝原村出生。本名 竹沢寛三郎。勤王の志士の一人で、幕末維新期に活躍し、飛騨国の 初代高山県知事として、善政を敷きました。その後上京し、神道修成講社をおこし、管長に就任しました。『 古事記 』の要旨を「 修理固成 」、『 日本書紀 』の精神を「 光華明彩 」とし、この両者によって、神道修成派の教理を構成しました。同派では「 修理固成光華明彩 」を八字の称号として、最も尊び、重んじています。明治35年没。 詳しい内容は、写真欄をご覧願います。 いずれも両表紙と背に経年の変色・汚れ・折れ・折れシワ・小はがれ・第1巻背上端の角布欠損があります。虫食い穴はありません。本文中の摺り面は鮮明です。 150年前の本ということで、ご理解願います。 サイズはいずれもタテ22.5cm×ヨコ15.0cm×厚さ0.4~0.6cm。 レターパックプラス520円でお送りします。 ★保存状態の記述は、あくまで出品者の主観的な評価ですので、保存状態にきびしい方は、入札をご遠慮願います。