商品の詳細
【内容】 第25回直木賞受賞作 装幀;石川滋彦 小林桂樹主演で映画化
風間京太は慶法大学野球部の万年補欠選手だったという肩がものをいって見事昭和鉱業株式会社へ入社が出来た。入社早々寮で一枚看板の背広を盗まれた京太は仕方なく野球のユニフォームを着て出航すると、秘書課の茂木老人の娘で、京太と机を並べている若子さんが、亡き兄さんのかたみだという背広をくれた。京太は若子さんに一種の感情を抱くようになった。しかし日本製鉱との対抗試合に京太がピンチヒッタアで出て活躍、昭和鉱業が優勝すると、秋庭社長の令嬢惠美子は急に京太に関心を示し出した。そして京太は社長のお伴して新潟へ出張した。京太は社長夫人から旅先に於ける社長の監督を頼まれ、八方心を使った甲斐なく、社長は前吉川社長の馴染芸者ひょうたんと新潟でねんごろになり、東京のアパートに囲った。それが社長夫人の耳に入り大騒動となったが、折から吉川さんはパージがとけて社長に復帰、秋庭さんもひょうたんどころでなくなり、ひょうたんは佃煮のお土産をさげて淋しく新潟へ帰って行った。吉川社長は社内改革にのり出し、人員整理をするという噂に、サラリーマンの哀しさ、それぞれ自分の首に自信のない連中は街のビヤホールで名残りの宴を張った。京太と若子はその連中から抜け出し、公園ではじめての接吻を交わした。茂木老人に二人の結婚の許しを得ようと若子の家へ行って見ると、老人はクビになり、京太は老人に代って秘書課へ栄進していた。恋と出世が一度に来たが、京太は茂木老人のことを思うと他人ごとならぬ気がして、サラリーマンの哀しさをしみじみ味うのだった。...
【目次】
ホープさん
英語屋さん
颱風さん
ご苦労さん
目録さん
随行さん
水石に非ず
たばこ娘
ラッキーさん
あとがき
:状態:経年ヤケ;元パラ欠け破れ;単行本;ソフトカバー18.5 :x 13.0 x 1.7 cm : 302ページ・帯;再版
:全体:画像が全てです
:発送はレターパックライト、レターパックプラス,ゆうパック、スマートレター(厚さ2㌢以下:)・(台紙なしの場合もあります)のみを使用します(梱包材は、簡易包装になります)。
;が、この本は速達便扱いの商品追跡サービス付きの手渡しの郵送になります
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